【ゲーム雑記】『Ghost of Yōtei』メタスコアと、個人的なゲーム序盤の印象

10月2日に発売した『Ghost of Yōtei』を購入し7時間弱ほどプレイしてみたので、メタスコアの評価と、併せて自分の印象も少し書いていこうかなと思います。

▼メタスコアの評価

10月4日時点でのメタスコア86点、ユーザースコアは7.9点
メディアレビューの評価は非常に高く、やや気になる点はあるものの、それを上回る魅力があるといった内容のようです。取り敢えず最近流行りのAI君(Copilot)に、メディアレビューの内容を以下のようにザっとまとめてもらいましたので、参考までに。(一応自分で若干加筆修正してます)

【ポジティブ】

  • 緊張感のある戦闘
    侍映画を彷彿とさせる剣戟モーションや、敵に応じて有効な武器種を選択する要素に加え、新たに「武器を弾き飛ばす攻撃」が追加されているなどで、瞬時の判断を要する緊張感がある。
  • ビジュアルの美しさ
    オープンワールドの描写が非常に美しく豊かで、歴史的な日本の自然美と壮大な景観をグラフィックと演出表現になっている。
  • 物語とキャラクターの深み
    復讐をテーマにしたドラマチックなストーリーと、記憶に残るキャラクターたち。

【ネガティブ】

  • ストーリー進行のテンポ
    一部の場面では物語や探索のテンポがやや悪く、間延びする場面がある。
  • 敵キャラクターの掘り下げ不足
    一部の悪役が十分に掘り下げられておらず、印象が薄い。
  • 前作からの変化の薄さ
    前作『Ghost of Tsushima』の成功を踏襲しすぎていて、革新性に欠ける。

ゲーム序盤の個人的な印象

冒頭で記載したように、まだ7時間弱ほどのプレイなので深い部分までは体験できていませんが、現状プレイしている自分の印象としても、メディアレビューのポジティブ面はほぼ同意見です。ネガティブ面にあるストーリー部分はまだあまり進められていないので判断できませんが、基本構造が前作から大きく変化がないという点は理解できます。とは言え前作時点で完成度が高かった事もあり、この辺りについて大きな不満は感じていません

グラフィック

まだ序盤のエリアですが、現時点でもかなり色彩豊かで様々な風景を楽しむ事ができ、風にそよぐ草木や舞う花ビラなどの動的な演出は、馬に乗って走り回っているだけでも景色の綺麗さに圧倒されます。前作の『Ghost of Tsushima』でも同様に風景の豊かさなどは高いクオリティで表現されていましたが、オブジェクトなどの書き込みはやや粗くなっていました。しかし今作ではPS5によりマシンスペックが向上したおかげか、細かな部分も精細に書き込まれている印象です。勿論より綺麗なグラフィックのゲームは存在すると思いますが、本作の臨場感を味わうには十分なクオリティに感じられます。

(↓はPS5のスクリーンショット機能で撮影したもの。設定は「解像度優先」です)

■戦闘

戦闘については前作をベースとした内容なので、現時点で体感的に大きく変わったといった部分はありません。ただ前作から間が空いたせいか、若干難しくなっているような気が…?今作の敵は序盤からアグレッシブに感じられたり、ジャストガードでの弾きがシビアに感じたりといった具合で、序盤のチュートリアル的な戦闘から普通に瀕死になりまくってました。とは言え、何となく前作はもう少し雑なプレイでも戦えたようなイメージがあるだけなので、実際のところは分かりません。クリアする頃にはそんな事は忘れてる可能性もあります。

ゲーム開始してすぐの戦闘。チュートリアルかと思いきや普通に瀕死状態に…。

新たに追加された「武器を弾き落とす攻撃」は黄色の光を発する攻撃が合図になっています。ガード不能攻撃の上位版のような要素で、ガード出来ない上にくらうと持っている武器を落としてしまうため、敵の攻撃をガードする事ができなくなり大ピンチになります。(ちなみに攻撃手段としては、一応パンチで応戦できます)ただ敵の攻撃を受ける前に、こちらが「△ボタン長押し」による攻撃を当てる事でカウンターとして潰す事が可能になっています。スキルを取得すると、逆に相手の武器を弾き落とす事が可能だったりと、上手くできればプレイヤーが有利になる要素でもあり、新要素として戦闘に新たなアクセントが加わっているといった印象です。

若干不親切に感じられる部分としては、画面外に落ちた刀の位置を把握し難く、敵の攻撃を避けつつ拾いに行く事が割と難しい点です。まぁこの辺りは弾き落とされた事へのペナルティとして納得するべきでしょうか…。

黄色い発光が合図

くらうと持っている武器を落とします(分かり難いですが、手元の武器が離れている場面です)

弾き落とされた武器は周囲に突き刺さっているので、急いで回収しましょう

(ちなみに↑の戦闘中の画像は、戦いながらPS5でスクリーンショットを撮る余裕なんて無かったので、記録用に配信している自分のYoutubeチャンネルの画面から切り抜いたもので、画質は低くなっています。キャプチャーユニットが欲しい…)

■ストーリー

公式サイトより引用

好評を博した『Ghost of Tsushima』から約300年後。『Ghost of Yōtei』(ゴースト・オブ・ヨウテイ)では1603年に時代を変え、新たな伝説を紡ぐのは復讐に取りつかれた孤独な武芸者 篤(あつ)。幼き頃に家族を殺された篤は、仇敵を討つべく、厳しい大自然が広がる蝦夷地を旅する。

家族の死から16年が経ち、故郷の蝦夷地へと戻ってきた篤は、憎き「羊蹄六人衆」を追って未開の地へと足を踏み入れる。

しかしその旅路は、予期せぬ方向へ。新たな仲間との思いがけない出会い、そして築かれる深い絆。復讐の果てに篤は何を見るのか。

敵の”羊蹄六人衆”。ちょっとカッコイイと思ってしまう…

ストーリーの主軸としては主人公である「篤」の復讐の物語となっており、非常に分かり易い内容かと思います。ゲームを開始すると、いきなり家族が惨殺されている場面から始まり、追いつめられた篤が大きな銀杏の木に肩を串刺しにされた状態で、火を付けられてしまいます。(女子供にすら容赦の無い連中だな…)中央で偉そうにしている男以外は仮面を付けており、その素顔は分かりません。ここからどうやって生き延びる事ができたのかは分かりませんが、16年の歳月が経ち立派に成長した篤が蝦夷地に帰ってきたところからがスタートです。

ゲーム中では篤の実家や、幼少期に家族と訪れた地などで過去の思い出を追体験する事ができ、篤の温かい思い出を知るとともに敵となる羊蹄六人衆への許せない気持ちも同時に湧き立ててくれるため、非常に感情移入し易いようになっています。まだゲーム序盤までしかプレイできていないので最終的な印象は変わる可能性もありますが、現時点では早く復讐を成したい気持ちでいっぱいです

時代劇的なお話でこういう仮面を付けているデザイン、コミカルで好き

という事で以上、プレイ序盤時点での印象でした。全体感としては特に大きな不満点も無く、かなり高いクオリティでまとまった作品になっていると思われますので、前作のツシマを楽しめた方であれば今作も問題なく楽しめるのではないでしょうか。またクリアした際はレビューを書きたいと思います。

『Ghost of Yōtei』はPS5にて好評発売中です。


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