【ゲーム雑記】SIEとテンセントの訴訟問題について思う事

少し前にSIEが「LIGHT OF MOTIRAM」というタイトルに対して、著作権および商標権の侵害を理由にテンセントを提訴していました。
(関連リンク:【GameSpark】アメリカにてソニーがテンセントを提訴―『LIGHT OF MOTIRAM』が『Horizon』を模倣しているとの理由)
まぁぶっちゃけ超似ているとは思ってましたし、下手するとパッと見て区別が付かない人もいるのではないでしょうか。
SIEも「プレイヤーが同シリーズ作品と勘違いする可能性がある」としていますが、
ゲームに疎い方やシリーズ未プレイの方が判別するのはかなり難しいのではないかと私も思います。

ただ完全な模倣というワケでもなくゲーム性も異なると思うので、見た目が似ているというだけで
訴えるのは難しいのかなと思っていたところ、SIEが訴えたという記事を見かけて驚きました。
(任天堂がパルワールドに対して、著作権でなく特許で訴えているという事例もありますし…)
これに対しテンセント側が反論したそうで、その内容としては以下のような感じです。
文明の滅びた世界、機械生命体や赤毛の英雄といった要素は、ゲームの長い歴史の中で
言えば『ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド』、『ファークライ』、『Outer Wilds』、
『Enslaved: Odyssey to the West』、『バイオミュータント』といったあらゆるゲームに
登場するものである。
まぁ機械生命体、赤毛のキャラは色んな作品に登場するというのは当然理解できます。
ですが例にあげられたタイトルは、そういったキャラクター等が登場するというだけで、
各作品を知らない人が見ても「Horizon」シリーズと勘違いする人はあまりいないでしょう。
実際問題として、この「似ている」という訴え自体が通るかは分かりませんが、
テンセント側の反論は素人目にはかなり無理筋のような気がします。
テンセントは昔から割と他作品に類似したゲームを世に出してきたという事もあるので、
個人的には1回くらい痛い目を見てほしいなとか、あまり良くない事を思わなくもないですねw
